
ただでさえ、今日を入れても今年度はあと5日。
気持ち的にも非常に慌ただしいのに、一日ごとに仕事や用事があって、全然気持ちに余裕がない。
そこへもってきて、重症ではないけどなんだかちょっと風邪気味。
頭がぼーっとしているのである。普段からぼーっとしてるって? いーや、これは断然、風邪からきているぼーに違いないのだ。
風邪ひきさんなんだから、無理をしないで安静にしていましょう、と自分に言い聞かせる。(言い逃れする)
明るい話を一つすれば、明後日温泉の取材に行くのだけど、そこは山の中のひなびた一軒宿で、冬の間はほとんど客もなく、休業はしていないけれども、不定休というか、事実上の開店休業状態になっている。
なので、3月中に取材できるかどうか微妙だったのだけれど、電話で交渉したら快諾してくれて、「じゃあ、露天風呂にも湯を入れておきますね」と言ってくれた。
その温泉宿は、野趣に富んだ“混浴”の露天風呂が名物なのだけど、ほとんど客のない冬場は湯を抜いてしまうらしいのだ。それはこちらも承知していたので、露天風呂の写真撮影はあきらめていたのだけど、宿のほうで気をきかして特段の配慮をしてくれることになったのだ。
たったそれだけのことで、「ああ、気持ちのいい人がやっている温泉なのだな」という空気が伝わってきて、嬉しくなったことだった。

たまに、イベントの裏方の仕事を手伝ってくれないかと頼まれることがあるのだ。
他のスケジュールが入っているときは断わらざるを得ないけれども、スケジュールのやり繰りがつくときは原則的に受けることにしている。
会社員をやっている頃も、たまにイベントの仕事はあった。ちょっとミーハーかもしれないけど、制作スタッフの一人としてバックヤードを我が物顔に行き来したり、楽屋や舞台袖あたりに立っている自分がなんだか“非日常的”で、あれもなかなか悪くない気分なのである。
今日のイベントもそうなのだけど、発注してくるのは、かつて同じ会社で働いていて今は独立して有限会社の社長になっている友人だ。厳密に言えば会社員時代も彼のほうが上司だったし、今も発注側対受注側の関係だけど、年齢的にはボクのほうが数歳上のはずなので、差し引きチャラでため口をききあう関係が続いている。
ちなみに言えば、この友人が制作するイベントには、元オフコースのドラマーだった大間ジロー氏がゲストとしてしばしば登場する。大間氏は、オフコース解散後、出身地の秋田に戻り、当地を拠点にして音楽活動を続けている。こちらからイベントへの協力をお願いすると快く受けてくれるのだ。細かいことを言えば、彼もちょうどボクと同い年。かくして、一年に一度か数年に一度のペースで、この、顔の見知った面々が再会をして一つのイベントを仕上げるのである。
社長は、なかなか忙しそうである。一国一城の主なのだし、ボクよりもはるかに大きな仕事を手がけ、はるかに多くの金を動かしているはずなのだが、社長業というのもなかなかしんどいものらしい。
「週明けにはすぐに松本まで行ってこなければならない」…と、ため息まじりに言う。
「クルマで?」
「新幹線。大宮乗り換えで、長野新幹線で、さらに長野乗り換え、かな」
「松本だったら、新宿から“あずさ”で向かえばいいじゃない」
「あっ」彼はちょっと息をのんだ。
実は、彼はボクと同じ、“プチ鉄道マニア”なのだ。新幹線よりは在来線特急のほうが楽しいと、彼も思わないわけはないのだ。
ただ、ネットでルート検索したら東北新幹線から大宮乗り換えで長野新幹線で向かうルートが出てしまい、彼はそれを鵜呑みにしてしまったようなのだ。
「行きのキップは買ってしまったので変えられないけど、帰りは“あずさ”にしようかな」
「うん、それがいいよ」
二人はやっぱ“鉄ちゃん(鉄道マニア)”なのだ(^^;
「ボクも近々『青春18きっぷ』で旅をするつもりなんだ」
「松本行きましょうよ」
「やだよ。まだ具体的には決めてないけど、行くとすれば北海道になると思うよ」
さてさて、ここまでの話とは別に、今月中に温泉の取材を一件消化しなければならなかったのだけど、今日になって取材予定先と電話で交渉をしていたら、先方の都合もあって、取材日が29日からの一泊二日ということになった。30日に取材を終えて家に戻ってきたら、翌日は息子の結婚式だ。なかなか慌ただしいことだ。
振り返ってみれば、ボク自身の結婚式のときもなかなか慌ただしく、結婚式の当日の朝まで仕事をしていたっけ。
息子の結婚式では、前後の日に我が家に寝泊まりする親戚も何人かいるはずで、そういう連中の酒飲みの相手もしなければならず、それからさらに温泉の取材原稿の執筆となると、青春18きっぷの旅は諦めなければならないほどの慌ただしさだが、いやいや、何が何でも旅には出るんだ!
そういう“お楽しみ”を犠牲にした人生なんて、つまらないよ。

今週は、今日一日を除いて、月曜から土曜まで毎日出ずっぱりの一週間だ。
今日は“内勤”で、少しはのんびりできるかなと思ったけど、なんだかんだと用を足していったら、結局慌ただしいまま一日が終わってしまったのである。
今週毎日やっている仕事は、まあ、取材には変わりないのだけど、いつもとはちょっと勝手が違って、こちら側にインタビュアーがいて、ボクは助手的な役割。インタビュアーが取材相手とやり取りしたことをボクが書き留めて、それをあとから記事にまとめる。途中途中でボクもいくつか質問をする。その合間に、インタビュアーと取材相手の写真も撮らなければならない。
こういうことなら、ボク一人で取材に行ったほうがはるかに効率がいいし、やりやすいのだけど、そういうわけにもいかない浮世の事情というものがありましてね。
まあ、取材相手は、すごく話題性がある人とか、すごく成功している人とか、とても頑張っている人とかで、そういう意味では、取材の中身的にはなかなか面白いものがある。
昨日インタビューした人もなかなかの人物で、立志伝というか、2時間半ほど、ほとんど独演会みたいに、時間軸でこれまでの取り組みを話してもらったのである。
平たく言えば、一介の米づくり農家だった人が将来を見越して知恵を絞り克己奮励してアグリビジネスで大成功をおさめた人の話だ。彼自身も素晴らしい成功者だが、何よりも、彼は次世代に何を遺し、何を伝えるべきかということをとても真剣に考えている。インターンシップを受け入れたり、地域の子どもたちに体験学習の機会を与えたり、若い従業員にも海外研修に積極的に出していたりする。自分さえよければいいという考え方でないところが、隠居もかつて少しだけ関わったことのある“一人勝ち指向”の強い農業ビジネス人とは対極にある人だなあと、個人的にも感じ入ったことだった。
常にアンテナを伸ばし、常に考え、常に先手先手に行動してきたこの人の生き方は素晴らしい。
ああ、それに比べたら、おのれはなんとぼんやりと生きてきてしまったことかと。
もしかしたらボクにも、もっともっとチャンスがあったのかもしれないのにそれを見逃してきてしまったり、せっかく手に入れかけたチャンスもぼんやりとして十分に活かしきれないままで終わってしまったのではなかったか。
さて、どうしたものかな。
今からでも遅くはないと考えてふんどしをしめ直すか、あるいは、せっかくここまでぼんやり生きてきたのだから「ぼんやりこそが人生の美学である」と開き直るか…。

ひどく抑うつ的であるというわけではないけど、今ひとつ自分の中で気分が盛り上がらなくて、ちょっとだけぼんやりとしていたい感じ。
単に寝不足で、一日分のバッテリーがあがりかけてるだけかもしれないけど(^^;
ボクらはNPOで“シニアライフの充実”ってことに多角的に取り組んでいるわけで、たとえばガーデニングでもいいし写真趣味でもいいしボランティア活動でもいいし、日々の時間を充実させて過ごすための提案はいくらでもできるけど、やりたいことが見つからずに焦るとかいうのとは別に、やりたいことが何もない…というような“燃え尽き症候群”的徴候も人によっては現われてくるんじゃないかなと思ってる。
そういう意味では、ときどきな〜んにもやる気がなくなってしまう自分自身が、一番のケーススタディになるわけだ(^^;
悲観…とかいうのともちょっと違うんだよなあ。
むしろ、今まで色々ずいぶん楽しい人生だったから、けっこう満足し切っているんだよね。
なので、焦りもないし、なんだかすごく無欲になってしまっている。
でも、人間、欲がなくなるってのは一つの危険信号でもあるんだな。
こまごまとは、欲がないわけでもない。
iBookの小さいディスプレイに向かっているのがストレスになってきたので、今より大きい画面のデスクトップパソコンが欲しいと思ってるし、デジタル一眼レフカメラも、今年は当社ひいきのオリンパスから新機種が出るからそれも欲しい。
やっぱ、頑張って稼いで金を貯めなきゃいけないってことか。
あー、かったるいなあ…(^^;

我が家の家族の生活には微妙に時間差があって、ボクがベッドに入る頃には女房はもう熟睡していることもあるし、朝はまだボクがベッドの中にいるうちに女房は出社してしまっているときもあるのだ。
今朝もそんな感じで、ボクがまだ寝ているうちに電話が鳴って、出てみると既に会社に着いている女房からだった。
「ハーブ(我が家の座敷犬、マルチーズ♀)を美容院に預けてあるから3時過ぎに迎えに行ってね。あ、それから、カット代3000円だから払っておいてね」
ボクはまだ寝ぼけているから、なんだかわけも分からず「あ、はいはい」と、一応返事をしておく。
我が家のお犬さまは、生意気にも数ヶ月に一度犬の美容院でカットしてもらっているのだ。しかもそれが3000円だと。人間のボクでも2000円の床屋で済ませているのに。
今日も一日原稿書きだったけど、比較的順調にペンが進み(文章の神様が今日は外出の用事がなかったらしい)、書き上がったテキストを仙台の会社にメールで送り、3時のお犬さまの迎えには余裕で間に合った。
犬というやつは、クルマに乗せるとやたらに外の景色を見たがる。ベストポジションは、運転手であるボクのヒザの上に後ろ足で立ち、前足をボクの右腕に乗せて右側の窓から外を眺めることだ。
それから、犬は風を浴びたり外の匂いを嗅ぎたがったりもするので、窓を半開きにしてやる。
こんな格好で運転するのは安全上もあまり好ましいことではないのだろうが、まあ、ボクにとっても可愛い娘のようなものなので、ちょっと親バカをしてしまうのだ。
夜になって、夕食後女房が、「今夜あたり、染めようか?」と言ってくれた。
髪の毛に白いものが目立ち始めた頃、ボクは自分のカラダの中に起こり始めている加齢の現実に馴染めず、ムキになって髪を染めていた。
最近はなんだかそういうこともどうでもよくなってきて、白髪は生え放題、無精髭は伸ばし放題、服もよれよれのまま何日も着ていたりして、「そんな格好じゃ女の子にもてないわよ」と、女房にたしなめられるのだ。
なので、今となれば白髪染めはボクにとっては必須ではないのだけれども、女房がボクの白髪染めをするのを全然苦にしないものだから、じゃあたまにはお願いしようかな、と思うわけだ。
普通は、白髪染めをしているのがバレないように、白髪が目立ち始めないうちに間断なく白髪染めをくり返すのだろうけど、ボクは何しろ横着だから、白くなったり黒くなったり、髪の毛の色も行ったり来たりするのだ。
そういうのも、いかにも横丁の隠居らしいと思っていただけたら幸い。
#本日の写真は、去年の3月27日に大森山の展望台から撮影した秋田市内です。

いつでも旅に出られるように、すでに「青春18きっぷ」は買ってある。
思い立ったその日から、いつでも5日間の長旅に出られるのだ。
といっても、息子の結婚式が月末に迫って慌ただしくなっているのに、いくらのんきな父さんでもその前にひょいっと家をあけるわけにもいかないだろう。
といって、結婚式の翌日に出発するのも、「おまえが新婚旅行かよっ!」って揶揄されそうだし、ここは一つ、大人の高度な判断(?)で、翌々日の出発あたりを検討しているわけだ。
別に、翌々日でなくてもいいのだけど、18きっぷの使用期限が4月10日までなので、遅くともその日までには帰ってこなければならない。
のんきな鈍行列車の旅なのだけど、心の中ではどこか慌ただしいのである。
(…と、ここまで書いていたら、今メールが入り、来週は月曜日から土曜日まで、木曜日を除いて連日取材のスケジュールを入れられてしまいました)
まったくもって、慌ただしいことである。

昨夜ベッドに入って、いつものように深夜番組を見ていたら、突然、無性にチャーハンが食いたくなった。
めちゃくちゃ食いたくなった。できれば、今すぐ食いたいと思うほど食いたかった。
正確に言うと、チャーハンそのものもさることながら、チャーハンについてくるあの中華スープを久しぶりに飲んでみたい衝動に駆られたのだ。
普段のボクは食べ物にはあまりうるさくなく、「何が何でもアレが食いたい」とか「これは食いたくない!」ってものもない。
強いて言えば、「今はカレーを食いたい気分かな」とか、「ちょっとこってり系のラーメンを食ってみたい気分かな」と思うこともあるのだけど、せいぜい“半疑問形”で思うくらいで、「絶対食うぞ!」という堅固な意志は感じられない。
それがどうしたことか、昨夜は、何が何でもチャーハンだ!…と、雷にでも打たれたような気分になったのだ。
で、今日は市内に出かける用事もあったので、「よし、今日の昼飯は町場の中華料理屋でチャーハンだ!」と、固く、固く心に誓ったのだ。
だがしかし、グルメではない悲しさ。町場の中華料理屋っていったって、すぐには思い当たるところがない。
さてどうしたものかと、少し悲しい気持ちで街を走っていると、はるか遠くに微かに見えてきた桃の看板!
そうだ、バーミヤンがあるぢゃないか!
うまいかまずいかなんて二の次なのだ。とりあえずスープ付きのチャーハンを食いたいのだ。バーミヤンだったらスープ付きのチャーハンはおいてあるだろう。
ありましたがな、ありましたがな。
嗚呼、食いたいと思ったものを食える幸せ!
実は私、最近やっとiPodユーザーになりまして、バーミヤンでチャーハンを待っている間、そして、チャーハンを食べている間、iPodに入れておいたBig Band Jazzのご陽気な音楽を耳に流し込んでいたのです。
嗚呼、気分はしっかり上海です。

今日も小樽の写真でお茶を濁すけど、まさに今日の秋田はこの写真のような状況です。
雪はそれほどひどくないのだけど、風が吹き荒れ、気温もかなり下がっています。
JRの羽越線は終日運休で、秋田新幹線も運休や遅れが出ている模様。
今日の秋田は“陸の孤島”です。
そんなさなか、今日一日かけてやっと確定申告をまとめて届けてくることが出来た。
当社の仕事は原稿料名目が多いので、ギャラの支払いのときに源泉徴収されていて、申告をするとそこからいくらか還付されるのだ。
今年も、がっかりしない程度の還付は受けられそうだ。まずはめでたしめでたし。
毎年のことながら、確定申告はめんどくさくて億劫なのだけど、ひとつ片付いてすっきりした。
ああ、なんだか気持ちが楽になったなあ。
片付けても片付けてもまだ仕事が残っているって塩梅ではなく、順調に仕事が片付いていって、目の前の仕事の山が段々小さくなっていく感じ。
今年は、うきうきと、楽しい春になればいいなあ。

今日も秋田は雪の中。
仕事場の小さな窓から外を覗くと、空も地面も真っ白で、冬のさなかの寒々しい光景が広がっています。
(※写真はイメージです。外に出るのが億劫なので、撮り置きの小樽の写真でお茶を濁します)
さて、現在抱えている仕事は、確定申告の作業を含めると三つ。
どれも悠長に構えていられないものばかりなのだけど、さてどれから先に片付けようかと決めあぐねているうちにだらだらと時間ばかりが過ぎていくのはいつものこと。
ところで、今ごろ気づくのもどうかと思うのだけど、決算書や申告書の用紙が税務署から届いていない。
はじめから届いていなかったのか、届いていたのだけど紛失してしまったのか、とにかく、どこかにあるだろうと思っていたのに、改めて探してみると一向に見つからない。
「どうせたいした稼ぎはなかっただろうから、今回は申告しなくていいよ」っていう、税務署の粋な計らいなんだろうか。
それに気づいたのが金曜日の夕方で、土日は税務署は閉庁だから、結局二日間を無為に過ごさなければならなかったりするわけで。
相変わらず、のんきな父さんだなあ、ボクは。
今週中に仕事を片付けて、次の日曜日はNPOのイベントがあって、その次の週は今のところ予定がなくて、その次の週は温泉の取材があって、そして月末は息子の結婚式で…、なんだか、スケジュールが飛び飛びで、気持ちのコントロールが難しそうだ。
長い休みが取れそうだったら、いっそどこか外国の街に写真を撮りにでも行こうかなと、つれづれに考えてみたけど、それほどのまとまった休みも取れないんだよなあ。
それはそれとして、Yahooで行ってみたい街の天気予報を見てみたら、当分はぱっとしない天気みたいなので、やっぱ無理して外国旅行するほどでもなさそう。
いやあそれにしても、国内の各地の天気を調べるのと同じ感覚で、外国のどこの街の天気もネットで簡単に知ることが出来るのだね。
すごい時代になったものだ。

行ってきました、『パフューム』。
上の写真は『パフューム』とは関係ないですが、本日の自分の満足度を写真で表わしてみました。
なぜ木曜日なのかというと、毎週木曜日がメンズデーで、一本千円で観られるからです。
あと何年かすれば、シニア料金で毎日でも千円で観られるようになれるだろうけど、当分は、映画を観るのは木曜日に限ります。
いやあ、ひさしぶりに劇場で映画を観たけど、やっぱ、いいもんだね。たまにはこういう贅沢もいいもんだね。
映画はフランスが舞台で、製作はフランス・ドイツ・スペインの合作、テイスト的には(ボクの好きな)フランス映画そのものだけど、台詞はなぜか英語でした。
なんだか、逆マカロニウエスタンでも観ている感じ。
ボクはかなり満足しましたけど、けっこう好き嫌いの出る映画だと思います。
おそらく、テレビのオンエア向きでもないと思うので、関心のある人はあらかじめオフィシャルサイトで予習でもしてから公開中に劇場に出向いてはいかがでしょう。
ちなみに、うちの奥さんは、「怖そうだから観たくない」、だそうです。
この映画では、“香り”というものの持つ魔力、魔性といったものが、やや誇張して描かれているのだけど、いやいやどうして、香りとか匂いとかいうものは、実際にとても大きな力を持っているものだと思います。
それで不快になることもあれば、幸せな気分に浸れることもあり…。
ボクは、十年以上、(一二度の浮気を除けば)一貫して同じオードトワレを使っているのだけど、果たして、ボクのパフュームは、幸せな記憶として誰かの心の中に刻まれているでしょうか…。

お役所を含めた公共サービスの窓口対応は、昔と比べたら格段によくなったと思う。
昔だったら「○○さーん」なんて呼んでいた窓口が今は「○○様」などと呼ぶようになったりして、かえってちょっと面映かったりする。
あと、たとえば駅できっぷを買うときなどに、漫然と「○○まで」と申し出ると、「こちらのきっぷのほうがお安いですよ」などと親切に教えてくれることもある。
みんなそれぞれ頑張ってるんだなあと、思うのである。
ボクは時々、自分が取材した記事が掲載されているフリーペーパーやフリーマガジンを、お礼を兼ねて取材先に送ることがある。
経費は少しでも安くあげたいので、郵便局の窓口に持ち込んで、「これ、普通に出すのと冊子小包で出すのとどちらが安くなりますか?」とたずねて計量してもらうのだ。
冊子小包の場合は封筒の上のほうに一部切り込みを入れて中身が確認できるようにする決まりがある。
なので、どちらで出すことになってもいいようにあらかじめ切り込みを入れて持ち込むのだ。
普通郵便で出すつもりで切り込みを入れずに持ち込んで、窓口で「冊子で出したほうが安いですよ」と親切に教えられて、その場ではさみを借りて切り込みを入れたことがある。
で、大抵の郵便局の窓口では、客が「冊子で」と言えば、何も聞かずそのまま計量して受け付けてくれるのだけど、中には、非常に疑り深い担当者もいる(職務に忠実と言えるかもしれないけど)。
ある小さな郵便局の若い女性の担当者は、切り込みから中を覗き込んで、よく見えなかったらしく指で切り込みを広げようとしてビリッとわずかに破いてしまったことがある。おいおい、いくら何でも客の前でそれは失礼じゃないか? しかも、謝ろうともしないのだ。
それで郵便局全体をどうのこうの言うつもりはないけど、ちょっとだけ、なんだかなあ…って、思ってしまう。
今さっきも、フリーペーパーを5部ほど発送しようとして切り込みを入れた封筒で近くの郵便局に持ち込んだ。
例によって「普通と冊子とどちらが安い?」とたずねたのだけど、男性担当者は中身を覗き込んで、「これは、冊子で、出せる、ものですか?」などと逆に聞いてくるのだ。
この職員の場合は、職務に忠実というよりは、規則を知らないだけだったのかもしれない。
中身を“一瞥”して、“おおむね”問題がなさそうだったら、冊子として受け付ければいいじゃん。
ていうか、現実に、ほとんどの郵便局の窓口ではそういう対応になっているんだ。
ま、世の中には、なかなか融通の利かない人もいるんだよなってことで、こういうブログの小ネタにされてしまうわけだ。
ちゃんちゃん♪

今日、最低限の細かい作業だけにしてのんびり過ごす。
水曜日、確定申告の作業にとりかかる。
木曜日、映画『パフューム』を観る(つもり)
金曜日、北秋田市に比内地鶏関係の取材に行く。
土日、休み(たい)。
月曜以降、確定申告と比内地鶏原稿同時進行。
当初、今月中に東京取材がある予定だったのだけど、どうやらそれは中止、もしくは延期になるかもしれない。
その代わりって訳でもないけど、4月にはちょっと遠出の取材があるんだよな。ふふふん。
4泊くらいすることになると思う。(内容はまだ秘密)
その前に「青春18きっぷ」で旅をすると決めていたから、それは何があっても決行するつもりだし、レギュラーの温泉一泊取材も4月上旬頃にはあるし、それとは別の湯治温泉の一泊取材も3月中にあるし、取材先は未定だけど隔月連載のクルマの広告のドライブ紀行取材もあるし、なんだか相変わらずちまちまと忙しいぞっと。

昨日泊まってきた温泉宿は、三百年以上も続いている、秋田でも最も古い宿の一軒らしい。
ボクなんか、たった七十年程度(見込値)の自分の人生だけでもいっぱいいっぱいなのに、三百年も家族経営で営々と一つの商売を続けてきたなんて、なんか、全然スパンが違うなあと、感じ入ってしまったのだ。
三百年続く商売といっても、見た感じはちっとも老舗らしくなく、はっきり言えばかなりの安普請、これといった特長もなく、計算高く戦略的な経営をしているわけでもない。
たまたま湯の評判がよく、“なんとなく”のんびりできる雰囲気と相まって、特に宣伝しなくても客が途切れることはなかったのだ。
そこは一つの温泉郷をなしていて、近隣の宿の中には潰れてしまったところもある。話では、このあたりではどこでも掘れば湯が湧くそうだが、水脈の関係なのか、ちょっとずれると泉質も微妙に違ってくるのだそうだ。かつては、他の宿に泊まった客が湯だけはここの宿の風呂に入りにきたこともあったそうだ。
それだけ、偶然に泉質に恵まれたということだろう。
全然苦労知らず…ということはないだろうが、常にアクセルを踏みっぱなしにしていないとエンストしてしまいそうな不安な人生を生きている者には、とてもうらやましいことであった。
ああ、我が家の庭先から、突然素晴らしい泉質の温泉でも湧出しないかしらん。
そしたら隠居は、残りの人生を番台一筋に…♪

ときどき、「企画を考えてくれ」と頼まれることがある。
頭を使う仕事はくたびれるので、ちょっと面倒くさいのだけど、「いやだ」とも言えないし、まあダメ元で、「こんなのどうですか?」と、言ってみることがあるのである。
その一つで、「銀座の○○という店の取材なんてどうですか?」と言ってみた。
それはほんの思いつきに過ぎなかったのだけど、「あ、それは面白いかも」と、ちょっと意外なほど食いついてきた。
ほんの思いつきで提案してみただけなのだけど、瓢箪から駒で、ひょっとしたら今月半ばには銀座界隈を徘徊しているかもしれない隠居であった。
しかしなあ、その前に確定申告をやっつけなきゃいけないんだよなあ。
毎年のことだけど、めんどくさいなあ。
というわけで、本日はこれから、山の中の鄙びた温泉に湯治(の取材)に行ってきますです。
皆様におかれましても、充実の3月になりますように。


