HP "blah blah AKITA" の写真日記です。
日曜日の繰り言
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[入道崎]

金土と、一泊二日で宮城県のリゾートホテルに取材に行ってきた。
その取材のついでに、二日めに山形県に回って、別の媒体のための取材も済ませてきた。
初雪が降ったとはいえ、秋田市はまだ雪景色というほどではない。
ただ、秋田から宮城に抜ける鬼首峠の雪は凄まじかった。
突然の大雪で除雪も追いついていないという感じで、道幅も狭くなっており、峠道の下り坂で危うく対向車と接触するところだった。
その年最初の雪道運転で事故ってたらシャレにならないなあ。

ところで、ボクはベネッセという会社の仕事をたまにさせてもらっている。
同社が学生向けに出している雑誌の記事で東北方面の取材が発生した時に、カメラマンとして起用されるわけだ。
今夏は都合2回、仕事をさせてもらった。1回は盛岡の仕事だった。
岩手にだってフリーカメラマンはいくらでもいるだろうけど、なぜか隠居に声がかかる。ありがたい話ではあるけれども。

個人的には、教育ビジネスとか、教育関係で動くお金というものにはいささか抵抗があるのだけど、金払いの面で同社は非常に潔く、その点では、正直、とても助かる仕事でもあるのだ。
ベネッセの仕事では、ボクは撮影だけで、ほぼ半日のみの拘束。取材終わりでお茶を飲んでる間に持参したノートパソコンで写真をCDに焼き、それを編集者に手渡せば一件落着だ。そして、おおむね一ヶ月以内にギャラの振込がある。
これが、他の出版社の仕事の例だと、撮影以外にインタビューなどもして原稿も書いて、その原稿の書き直しの要求にも応じて、なんだかんだで延べ4、5日も拘束されて、それでギャラ的にはベネッセのパターンとほぼ同額。しかも、記事掲載誌が発行になってからの請求発生で、支払いは翌月末ということだから、たとえば8月中にやった仕事でも、そのギャラが入金になるのは11月末なんてこともザラなのだ。まったく、干上がってしまう。
“美味しいところにすり寄る”ということばかりでは、えてして好ましからざることの温床になりかねないけれども、同時に、“気持ちよく仕事ができる環境”というのは大切なような気がする。

気持ちよく生きる、気持ちよく仕事をする…というようなことをおざなりにすると、それがネガティブなスパイラルになって、どんどんと苦しい状況に陥っていくのではないだろうか。

日曜日の今日、ベネッセから記事掲載誌が送られてきた。
ボクの撮った写真と、撮影者名のクレジットが載っている。
“ああ、なんだかんだ言って、オレも教育ビジネスに食わせてもらってるんだなあ”と、苦笑するのである。



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